「働く」ってなに?おしごと意識アップデート! 「働く」ってなに?おしごと意識アップデート!

プロフェッショナルへの道 
〜産業界との連携進化事業〜報告書

REPORT

遠州天狗屋

美術専攻3年 H.E 他6名

遠州天狗ちゃん
フリーランスのイラストレーター

遠州天狗屋の坂田さんは、最初は普通科で美術のことはあまり知らなかったが大学で美術に出会い遠州地方の歴史が面白くてそれを伝えようと想い始めた。

坂田さんは、誰が歴史を発信するのかが大事で30歳の男が言うよりイケメンの推しキャラや美人さんが伝えた方が響きやすいと思った。 歴史のハードルが高くなるべく低くしたいと思って入りやすいキャラクターを作って、この地に関わりのある元老をモチーフにした作品やTwitter、インスタグラムで発信しています。

初めは、ウェブメディアで遠州の歴史や昔話をまとめサイトとして噛み砕いて発信していたが、途中でこの地方の文化として張り子に出会い、以来張り子を作って文化の発信を行っている。

今回、企業見学という形で仕事場を見せていただき、いくつか質問をしました。その中で、金額についての基準がとても参考になったと感じています。 まだ学生なこともあり発想力や表現を磨くことを念頭に日々過ごしていますが、仕事として一つのデザインを描くのに2~30万円の値段設定をしていることに驚きました。

私たちは、自分の作品に価値をつけることが苦手です。自信が持てなかったり、知識不足で基準を知らなかったりなど、不安なことが多いからです。 でも、その不安を乗り越えるために、自信をもって自分のしていることを発信していけるように、多くのことにチャレンジしていこうと思いました。

  • 私達は坂田さんに質問して依頼がどこから来るのか聞いたところ依頼は会社の知り合いや見た人のSNSから来るようだ。大切に思うことは楽しく仕事することややりたいと思ったことをすること。打合せによって数多くのパターンを色々と用意することができます。

  • 作品が完成するまでに1〜2週間ぐらいかかり、張り子を乾かすためにも時間がかかります、また気象よっても違い、細かい作業は紙粘土で作って2時間くらいかかります。想いやコンセプトを先に文章でつくり作品を作り上げていきます。

  • フリーランスで良かったことは
    ・作ることが好きで、それを仕事に出来ること。
    ・街中で自分の作品があること。
    ・依頼する人が喜んでくれること。